12月9日 福島県沿岸北部巡検(自己学習プログラム)

自己学習プログラムで福島県北部沿岸域を巡検しました.12月7日には三陸沖を震源にM7.3の地震があり津波警報(宮城県沖),注意報が発令されました.その時の避難行動を検証すると共に,避難区域再編以降の状況確認を行いました.従来まで立ち入ることの出来なかった小高地区で調査を行いましたが,ガレキ処理などが進まず3.11地震当時と変化のない被災状況が見受けられ,津波遡上痕跡も今も残ったままになっています.また,相馬の平前地区で12.12.07の聞き取り調査を行いましたが,長時間の地震により皆パニックとなり,津波注意報がでるやいなや相馬市内へ避難しようとする人で大渋滞が起こったとのことです.避難に対する垂直移動(高台へ),水平移動について,避難場所について,まだまだ防災情報を整備して地域住民の方々に認知させるべきことがあると実感しています.帰りは猛吹雪でしたが...無事に福島に帰ることができました.....

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