8月30日 福島県総合防災訓練

9月1日は「防災の日」です.
この日に関連して防災の意識を高めるイベントが先週末に多く催されました.

8月30日は南相馬市にて福島県の総合防災訓練があり,訓練に参加(実際,訓練をやっていないため出席?)してきました.

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平成27年8月30日午前8:30に,福島県沖を震源としたM9.0,震度6弱が発生し,負傷者多数,ライフライン被害の生じたもの,これに伴い災害対策本部が設置され,緊急避難,災害対策が行われた.
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というのが,いわゆる想定となります.

はじめは,
原町第一中学校で避難,救命対応の訓練に

その後は
雲雀ヶ原祭場で訓練に

自然災害,原発に対する避難など多岐にわたり訓練がなされていました.


総じて思ったこと

■ 対応行動はこれだけ多岐にわたると,おのおのの被害で「やるべきこと」がわかる.とくに先導する側は緊急の対応もできるであろう.

■ 多くの住民が救命訓練を多く実施していた.応急,周知させる行動はよく認識できたし,皆さんの対応も迅速だった.

■ 先導する人がいれば,追従する人が出てくる...でも,追従する人が出てきてはだめで,皆自覚をもち皆で先導していくことが重要.

■ 一体の行動を行うときには,意思疎通が重要.日頃から訓練でつながるのではなく,日常の生活の中でお互いを知ることが重要.


■ こわいことは,想定以上の事象が生じたとき,その自体を想定できる考える力があれば…

一番最後は,東北地方太平洋沖地震でも皆が感じていることですし,当然,訓練だけで習得できない事と思います.実務,学術や研究の中も活用しながら担保させていかなければと思います.

そうしたものも意識しながら,日頃から活動できればと思います.


そんなことで貴重な体験をさせていただきました.
当日は雨降る中でしたが,こうした悪条件も災害避難,対応を考える上で重要でした.

お招き頂いた福島県,南相馬市,相馬地方広域消防本部,関係者の皆様,大変有難うございました.


なお,家に帰ってきたら,マンション集会場で救命訓練がなされていました.大きなイベントだけでなくこのような活動が非常に重要と感じました.





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