10月4・5日 猪苗代合同調査

福島大学共生システム理工学類の教員,および研究室が参加して,磐梯朝日遷移プロジェクトが進められています.

詳しくはこちら

http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/bandai-asahi-project/

この研究活動の一環で,「猪苗代湖内部構造把握に向けた現地観測調査,および検討チーム」が設立されており,10月4・5日に猪苗代湖で現地調査を行うこととなりました.

水・地球環境系の研究室で猪苗代湖内部構造把握に向けた現地観測調査,および検討チームが構成されています.普段は近い分野ながらも別の課題に取り組むことが多いため,一緒に調査をすることも少ないです.というか,なかなかタイミングもあわないですしね...ということで,ただ調査するだけで
はなく,いろいろな研究交流をしながら調査をおこなうことを実施したに至っています.やっぱり環境ですから,専門高めるのと並行にまわりの研究にも精通していくこともものすごく必要なことと思います.

1日目は各研究室でバラバラに活動しました.うちの研究室は,長瀬川河口で測量と土砂採取,水質測定と採水というメニューで調査を進めました.現地調査をあまりしたことのないデータ解析系の学生さんもいたので,まあ有意義だったと思いますが...
宿で各研究室と合流し,調査内容と翌日の調査メニューについて打ち合わせして,晩御飯,風呂,交流会を行いました.交流会では研究の話?その他の話?もしつつ交流を深めました.普段話もできない学生さんと話もできて有意義な場となりました.


2日目は合同調査ということで,船に乗り猪苗代の諸々を調査することを進めました といいたいところでしたが...
台風の影響により時化っており(湖の場合はこれであってるんでしょうかね?),残念ながら大型の船1台しかだせ
ない状況となってしまいました.大型でも,相当きついよっていう船屋さんの話も会ったのですが.....とりあえず,急遽,混成チームで調査するということで,人員選抜(選抜というか...どうしてもトライしたい人や,具合悪くなってもやってみたいという希望者なのですが..)をしました.柴崎研の金子さん,一条さんと川越研の浩太,寛太,そして私で構成された混成チームが結成され,猪苗代湖で調査しました.しかしながら,
変なアトラクションよりも強烈
に感じる...船の跳ね具合でケツが痛い...水がしぶく...とりあえず,想像以上の怖さでした.先日,海で研究した後輩に会い,「調査同行して船で調査させてもらってたのでその経験が生きている」「まあ,その経験で船にのって全くびびることはない」って感謝の言葉を言っていたのですが...ちょっとびびったかな......とりあえず,混成チームのミッションとしては湖の水温測定,採水を行うことであり,これらにトライすることとしました.しかしながら,停泊するとやっぱり船が流される...そして測器も流されるということでなかなか満足するような調査遂行ができない状態でした.「台風明けだったら不思議と穏やかになるんだけどね...」といわれましたが...ほんとうにタイミングが悪かった...しかし,本当に良い経験をしました.なかかな穏やかな日はそうそうないとのこともいっていたので,うまくやるための方法は考えましょう.引き続きの混成チームの活動になるのかな....これって....でも,改めて考えるとお手上げで終わってしまうのも悔しいので,また,リベンジマッチやろう!

ということで本当に有意義な合同調査になりました.また,合同調査してみたいな...と思わせる2日間でした.くわしくは後日に学内報告したいと思います.しかしながら....集合写真撮り忘れた...これも次の課題だな...

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