8月28・29日 流域水循環システム調査実習

今年も集中講義 流域水循環システム調査実習に行ってきました.今回は 三春-裏磐梯ということで,例年よりも距離的には短く,内容濃くいろいろと見学・調査を行ってきました.

見たこと,やってきたことは以下のとおり.

1.三春ダム見学
2.桧原湖調査
3.猪苗代町防災マップ,防災体制の聴講体験
4.農園における水資源の利用
5.湧き水調査(+酒蔵見学)

です.

三春ダム見学ではダムの水調節について,水資源,治水の側面から聴講させていただき,実際のダムシステム,構造を見学してきました.また,ダムだけに関わらず,インフラ整備についての説明も受けて,OBの佐藤さんから,現在の仕事,大学時代のすごし方(スキルアップ)の仕方について貴重
な体験談をいただきました.この話題はいずれ別の機会で報告することがあるかもしれませんので...詳細はそちらでということで...

桧原湖では,人工湖の話を受けて,実際の自然湖での検証調査+私たちが行っている磐梯朝日の調査もかねて船上で調査を行いました.夏時期の水温等のデータを取りながら,湖沼の水循環について学習しました.本当に天候に恵まれ,よい調査ができました.

当日の夜は懇親を兼ねて,最近研究室ではやっているスイカ割りをしながら皆と交流しました.

猪苗代町では防災マップ,防災体制の聴講体験を行い,ただマップを見るだけでなく問題点を議論しながら,実際
に体験するという試みを取り組んでみました.猪苗代町は観光人口も多く,いわゆる地域住民以外の方も突発的な自然現象により避難しなければならないケースもでてくる可能性を持ちます.そんな観点ももちながら,皆で体験講義を実施してきました.そして,こうした防災は自治体が主導になりますが,個人個人の防災への意識の仕方ということも学べたと思います.

農園では宇川クリーンファーム様の協力も
得て,農業と水資源のかかわりを学ぶと同時に,農作物の重要性を聴講できました.また,昼には農産物のピザつくり体験も行い,おいしくピザや野菜を頂くことができました.

磐梯伏流水と日本酒のかかわりを知るとともに,実際にサンプリングを行いました.

簡単に振り返りましたが,テーマばらばらで水を見てきましたが,本当に密度の濃い2日間となりました.
本当に天候にも恵まれてよかったです.

最後に実習を行うにあたりご協力頂いた,三春ダム管理事務所,東北地方整備局,目黒ゴールドハウス,猪苗代町,宇川クリーンファーム,栄川の皆様方,いろいろと有難うございました.
この場をお借りして深く感謝申し上げます.












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