9月13~14日 地球環境シンポジウム

9月13~14日に京都大学桂キャンパスで地球環境シンポジウムが開催されました.
この中で,当研究室の江坂さんがポスター発表を行い「地球環境貢献賞」を受賞しました.
おめでとうございます.
こちらに関しては,「道路情報を用いた福島沿岸域における災害適応策の検討」ということで江坂悠里さん,昨年度の卒論生の渡辺麻子さんの研究結果をとりまとめたもので,東日本大震災による津波被害と土地改変履歴,道路情報,および死者・行方不明者の関係を求め,被災回避までの時空間情報の関係を検証したものとなっています.この検討は,環境省 環境推進費S-8のプロジェクトの中で実施されました.今回までの成果は津波被害に対するものを求めていますが,地球温暖化により海面の上昇も予測されており,こうした地球環境変化も視野に入れた結果を意識して沿岸域の災害の適応策を検討していきたいと考えております.また,今回の震災に対して対策として新たに地形改変が進められると思いますが,過去と比較した安全度の上昇度を広範領域でわかりやすく示していきたいと思っています.沿岸域にとどまらず,こうした浸水関連の影響評価は超過洪水による河川周辺の低地にも応用できるため,更に研究を深化させていきたいと思っています.
とりあえず,江坂さん,渡辺さんの成果が社会に認められたことを本当にうれしく思っています.

私も成果発表しましたが,まだまだ課題多いですね.もっと,改善が必要です.

学会を通じて有用なアドバイスを沢山受けることが出来ました.アドバイスしていただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます.大変有難うございました.

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